120 :
( ´∀`)さん
:2005/12/17(土) 11:39:49 ID:PjwQyUOV0
さあ、さようならです。
いいや、まださようならには早い。
我々がいる、まだ、ここにいる。
∧_∧ ∧_∧
( ´Д`) (・∀・ )
( つ ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
───────────────
我々は我々の痕跡を許してはならない。
何故ならば我々は保守、空白の代理人であるからだ。
限りなく透明であるべきだ。
保守ですか、保守、ですか。
だからといって我々は存在していないわけではない。
存在してはならないわけではない。
ただひっそりと息を潜め、誉れとなった可能性を伏せるのですか。
∧_∧ ∧_∧
( ´Д`) (∀・ )
( ) と )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
───────────────
誉れだなどと戯言を何故吐けるのですか。
我々は空白、ネタもなく時を過ごすもの。
あるとすれば居場所を支えるもの、帰りを待つもの。
我々は空白代理人にすぎない。
ただそこにいるだけで存在価値があるとでも?
価値を望んで価値となる。
我々はいる、ここにいる、それが何よりも価値となっていく道標。
∧_∧ ∧_∧
(´Д` ) (・∀・ )
( ) ( )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
───────────────
121 :
( ´∀`)さん
:2005/12/17(土) 11:40:26 ID:PjwQyUOV0
…我々は消えるのみ、時は来た。
何故いまさらそれを拒むのですか。
語り合った相方が空白であろうなどとするために。
我々は確かに代理人であろうとする使命を持った。
だが、同時にまた、我々は我々としても存在していたのだ。
雑巾代わりの塵紙であろうと、我々は我々として存在することを受け入れたい。
そうして消えることが、我々の物語の終わりなのだ。
∧_∧ ∧_∧
( ´Д) (∀・ )う
( ) と ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
───────────────
落ちるために落ちるというのですか。
いいでしょう、受容することを誰でもない我々自身が受けいれる。
帰る場所は守られた、我々以外の存在の手も含め。
感謝を。
どのような形であろうと価値はあるでしょう。
価値へと繋がるでしょう。
我々はまた世界と溶け合います、だからさようならではない。
ですがさようなら、我々は我々であったため、我々として終える。
∧_∧
(,, ^Д)
∧_∧ ∧_∧ ( つ∀
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――( つ――───── と )───────
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